前々回はロンドン、前回はニューヨーク、そして今回はオーストラリアのシドニーです。オセアニア路線のファーストクラス搭乗が初めてなのはもちろんのこと、南半球に行くこと自体も人生初の経験でした。

ヨーロッパ路線や北米路線と比べると、搭乗時間は若干短めにはなりますが、いつでも変わらないJALファーストクラスの最上級のサービスを受けることができました。

フライト情報

航空会社 JAL(日本航空)
便名 JL771便
機材 ボーイング777-300ER
クラス ファーストクラス
出発地 東京(成田国際空港)
出発地ラウンジ JALファーストクラスラウンジ
到着地 シドニー(シドニー国際空港)
フライト時間 9時間45分
金額 往復140万円

空港チェックイン

成田空港のJALファーストクラスチェックインカウンターです。濃い赤を基調としたデザインとなっていて、高級感があります。すぐ隣にはJALグローバルクラブ専用のチェックインカウンターがあります。

この日は1月末でしたので、当然ながら空港までは厚着をして来たのですが、これから向かうシドニーは季節が日本と逆で、1月は夏です。上着が荷物になるのが嫌だったので、同じフロアにあるJAL ABCさんでコートを預けました。

1週間で1300円ほどとお手軽価格で、しかも2着以上の場合は10%割引を受けられます。私も同行者と一緒に預けたので、割引を受けることができました。ちなみに、コートだけではなく、一般手荷物の預かりもOKです。

預けるときは出発フロアのカウンターで、受け取るときは到着フロアのカウンターで、それぞれ手続きができますので、とても便利です。

コートを預けたら早速保安検査場へと向かいます。一般ゲートは混み合っていて、少し待つ必要がありましたが、ファーストクラスなら「JALファストセキュリティレーン」という専用のゲートを利用できるため、ほとんど待つことなく検査を受けられます。

ラウンジ

手荷物検査と出国手続きが終わり、JALファーストクラスラウンジへとやってきました。

最初の入り口はサクララウンジ(主にビジネスクラスの方が利用可)と一緒ですが、中に入ると受付が分かれていて、左手にファーストクラスラウンジの受付があります。

ファーストクラスラウンジとサクララウンジは、受付の内装が異なっていて、やはりファーストクラスラウンジの方が高級感に溢れています。

前回のファーストラウンドラウンジレポ(JALファーストクラス搭乗記 東京→ニューヨーク)では、食事の写真があまりなかったので、今回は食事の写真を多めに掲載したいと思います。和も洋も様々なメニューが用意されていて、食欲をそそります。

食事だけではなく、もちろんドリンクも種類豊富です。日本酒・焼酎・ウイスキー・ブランデーなどなど、上質なお酒が色々と用意されています。また、写真には写っていませんが、ジュースやコーラなどのソフトドリンクも揃っています。

JALファーストクラスラウンジの目玉とも言える「寿司バー」です。この日はマグロと真鯛とタマゴがありました。時期によってネタが微妙に変わっているようですが、基本的にマグロとタマゴはいつもあるみたいです。

時間は18時過ぎと、夕食を食べるにはぴったりのタイミングでしたが、ファーストクラスの機内での食事が楽しみでしたので、寿司だけにしました。

最初は1セットだけでやめておくつもりが、マグロがあまりにおいしかったのでマグロだけのセットを追加で作ってもらいました。笑

食事の後の時間を使って、ラウンジ内をぐるぐると探検してみました。自由にパソコンが使えるビジネスセンターや、疲れているときに嬉しいマッサージチェア、周りを気にせずたばこを吸える喫煙室などがあります。

新たなサービスとしてシューポリッシュ(靴磨き)サービスが始まりました。ちょうどお邪魔したときにはスタッフの方が不在でしたのでお願いできませんでしたが、高級英国靴でおなじみのジョンロブと提携したシューポリッシュサービスを受けられます。

中に人がいないタイミングを伺って、化粧室の写真も撮りました。中は清潔に保たれていて、中の個室も圧迫感がなく、広々としていました。

シャワールームならびにリラクゼーションルームの受付カンターです。残念ながらリラクゼーションは搭乗時間直前まで予約が埋まってしまっていました。空いていれば「上半身ボディケア・フットケア・頭皮ケア」のいずれかを受けることができます。

リラクゼーションは時間の都合で断念しましたが、シャワールームはすぐに案内可能とのことでしたので、お願いしました。夜出発で現地朝到着という夜間のフライトで、空港に来るまでにシャワーを浴びてこられなかったため、とても助かりました。

受付でシャワールームのカードキーをもらい、ドア横のセンサーにかざすと中に入ることができるというシステムです。

空港ラウンジでシャワーを浴びるというのは初めてのことだったのですが、さすがはファーストクラスラウンジですね。驚きました。シャワールームの中は広々としていて、シャワーブースの他、洋服や荷物を置くクローゼットやトイレまでありました。

シャワーも一般家庭に設置されているようなタイプではなく、お湯が出てくる場所がいくつもあります。いつものシャワーとは全然違っていて、ついつい長めにシャワーを浴びてしまいました。

なお、当然ながらシャンプー・コンディショナー・ボディソープは完備されています。洗顔フォームや化粧水や乳液等はありませんでしたので、必要な場合は持参しましょう。

気持ちよくシャワーを浴びて、再び洋服を着たら、シャワールームのドアを開けます。ドアはオートロックとなっていて、内側にあるボタンを押すとロックが解除されます。

シャワーの後はビール!…と行きたいところでしたが、ここでビールを飲んでしまうと、後で機内ですぐに眠って、レポートが書けなくなってしまう可能性があったので(時間も時間でしたし…)、我慢してスポーツ飲料をマイクと一緒に飲みました。笑

搭乗

搭乗時間が近づいてきましたので、ファーストクラスラウンジには別れを告げて、出発ゲートへと向かいます。今回の出発ゲートは、ラウンジから少し動く歩道に乗って移動し、階段を下った先にありました。

出発ゲートを通り、いよいよ機内へと搭乗です。ファーストクラスは左から、ビジネスクラスとエコノミークラスは右からです。ここでも思わず写真を撮ってしまいました。

座席

後にこれらの席はほぼ満員となるのですが、私たちが1番乗りでしたので、他の方々が来る前にパパッと写真を撮っておきました。前後左右の仕切りが少し高めになっていて、半個室のようなプライベート感のある空間となっています。

足を向こう側に伸ばしても届かないほど広々としていて、十分すぎるほどのパーソナルスペースがあります。

前回と同様、男性には資生堂のアメニティ、女性にはロエベのアメニティが用意されています。また、持ち帰りはできませんが、機内で快適に映画や音楽を楽しめるようにノイズキャンセラー付きのヘッドホンも利用可能です。

そして、今回は「国際線機内インターネットサービス無料クーポン」も付いてきました。これまでは機内でインターネットをするという発想もなかったのですが、せっかく無料クーポンを頂いたので、機内でネットサーフィンも少し楽しみました。

シートコントローラーとエンターテイメントコントローラーの説明書です。細かい文字で色々と書いてありますが、操作に関して分からないことがあれば、フライトアテンダントの方に聞くのが手っ取り早いです。

ウェルカムドリンク

荷物の収納や着替えなどを済ませた後、ちょうど良いタイミングでフライトアテンダントさんがウェルカムドリンクを持ってきてくれました。

シャンパン(ドゥラモット ブリュット ブラン・ド・ブラン)とオレンジジュースが用意されていましたが、ちょっと疲れていたこともあって、オレンジジュースを選びました。ちなみに、他の飲み物をお願いすることも可能です。

飲み物

ウェルカムドリンクを飲み終わり、機内エンターテイメントにあったゴルフ番組(金谷多一郎・矢野燿大の考えるゴルフ)を見ながら過ごしていると、食事の時間になりました。

JALファーストクラスに乗る際に、必ずと言って良いほど最初にお願いするのが「ロイヤルブルーティー クイーン オブ ブルー」です。簡単にいってしまえば「お茶」なのですが、その風味や味わいに惹かれて、いつもお願いしています。

ちなみに、JALファーストクラスのドリンクメニューに欠かせない「シャンパーニュ サロン」もおすすめです。

食事

食事は和と洋のコースから選べますが、今回は洋食を選びました。「洋食にお茶?」と思われるかもしれませんが、「ロイヤルブルーティー クイーン オブ ブルー」は別です。お茶ではありますが、洋食にもよく合います。

コースメニュー1品目は「生からすみと蕪のなめらかなフォンダン」です。ファーストクラスのコース料理の醍醐味の1つだと思うのですが、普通のフレンチやイタリアンのお店ではあまり見かけない料理を食べられて、早くも大満足です。

また、食べ終わる頃に「米粉ソフトロール」と「天然酵母のバターロール」と「国産小麦と米粉ピーカンナッツパン」という3種類のパンを頂きました。

次はアペタイザーの登場です。以下3メニューの中から選ぶことができます。

  • キャビア 卵黄のクリームをあしらいサクサクの最中で
  • オマール・ブルー カリフラワーと甘酸っぱいハニービネガーで
  • アンディーブ スティルトンと青りんご、くるみと共にサラダに

最後の最後までオマール・ブルーと悩みましたが、キャビアを頂きました。クラッカーにサワークリームを乗せて食べたことはありましたが、最中で頂くというのは斬新で、新しい発見でした。

メインディッシュも3つから選べます。

  • 黒毛和牛 フィレステーキ贅沢なペリグーソース
  • 大山鶏 季節の茸とヴァンジョーヌを使ったフリカッセに
  • クエ 野菜たっぷりのブイヨンに浮かべて

メインにはお肉を…と思っていましたので、黒毛和牛か大山鶏かで悩みましたが、がっつりステーキでお願いしました。本当に機内で調理されたのかと思うような柔らかさで、まさに機上のレストランだなと感心しました。

デザートは「白木果樹園の土佐文旦 ココナッツのソルベとさっぱりと」です。アペタイザーとメインディッシュは食事に集中していたので登場しませんでしたが、デザートの段階でマイクが登場していないことに気づき、慌てて登場させました。笑

就寝

食事を終え、短い時間ながら眠りにつくことにしました。ベッドメイクはキャビンアテンダントの方にお願いすればOKです。機内前方のスペースでストレッチをしている間にベッドが完成しました。

そして、このレポートを各段階で気づいたのですが、早く寝たかったという気持ちもあり、ベッドメイキング後の写真を撮り忘れていました。

ただ、完成写真はこれまでのレポートのものと変わりませんので、以下のいずれかの記事を参考にして頂ければと思います。

軽食

起床後、到着1時間ちょっと前に朝食を頂きました。こちらも和と洋から選べますが、さきほど洋食を選んだということもあって、朝は「フミコの和食」にしました。メニューは以下の通りです。

  • 合鴨ロース 蓮根入りねぎ味噌(台の物)
  • 半熟タマゴと実山椒(台の物)
  • 春菊と菊花(台の物)
  • 白髪葱と梅肉のお吸い物(お椀)
  • ご飯
  • 大根、柴漬け(香の物)

ちなみに、お椀のふたの裏にはJALのロゴが刻まれています。

また、朝食後にお土産としてマカロンを頂きました!

イミグレーション

JALのプレミアムエコノミー以上のクラスの搭乗者は、シドニー空港のエクスプレスパスを機内でもらうことができます。これを持っていれば、入国審査や税関検疫検査の際に、優先レーンを使うことができるという代物です。

当然のごとく、私もこれを使って入国審査の待ち時間を短くしようと思ったのですが、入国審査の入り口に立っていたスタッフから「スマートゲートの方が全然早い」と言われ、結局スマートゲートを使いました。

そのため、入国審査時にはエクスプレスパスはあまり関係ありませんでした。

また、税関免疫検査に関しても、「申告なし」のゲートにはほとんど列ができていなかったということもあって、一応提出はしたものの、それほど効力は感じませんでした。

到着時刻が朝の7時頃だったため、あまり混んでいなかったのかもしれません。おそらく、行列ができるほどの時間帯だと、エクスプレスパスのありがたみを感じられるかと思います。

まとめ

人生初のオセアニア路線JALファーストクラスでした!やはり事前の予想通り、非常に快適で、素晴らしい空の旅を楽しめたと思います。北米路線やヨーロッパ路線と比べるとフライト時間が短く、本当にもっと飛行機に乗っていたいと思ったほどです。

設備もサービスも超一流でしたので、朝7時にオーストラリアに到着した後もそれほど疲労感はなく、到着初日の朝から、仕事もプライベートもアクティブに活動できました。

オーストラリアには1週間ほどの滞在となりますが、帰りのJALファーストクラスも楽しみです!