ロンドンに2週間ほど滞在することになり、その時に初めてJALファーストクラスに搭乗しました。

これまでJALの「ビジネスクラス・プレミアムエコノミー・エコノミークラス」はそれぞれ搭乗したことがあったのですが、ファーストクラスは初めてで、しかも長距離路線ということもあり、大興奮でした!

フライト情報

航空会社 JAL(日本航空)
便名 JL043便
機材 ボーイング777-300ER
クラス ファーストクラス
出発地 東京(羽田空港/東京国際空港)
出発地ラウンジ JALファーストクラスラウンジ
到着地 ロンドン(ロンドン・ヒースロー空港)
フライト時間 12時間30分
金額 往復260万円

空港チェックイン

羽田空港チェックイン時の写真は撮りそびれてしまったのですが、成田空港と同様、ファーストクラス専用カウンターが設けられているため、ほとんど待つことなくチェックインを行うことができます。

えんじ色の背景に金文字で「FIRST CLASS」と書いてあり、高級感があります。

ラウンジ

手荷物検査や出国審査を済ませて、早速お目当てのラウンジに向かいます。JALファーストクラスラウンジはリニューアルされて、非常に広々とした豪華な空間に生まれ変わりました。

なお、ラウンジ入り口には人がいたため、入り口では写真を撮らずに、中に進みました。

中に入ると、まず長い廊下のような空間が待ち受けています。両サイドが屏風のようなデザインとなっていて、モダンジャパニーズの雰囲気を感じさせます。

突き当たりに見える大きな絵画は、日本屈指の左官技能士として知られる挾土秀平氏によって描かれました。「ひこうき雲」をテーマとした洗練された絵画です。

中を進むと、ダイニングルームが登場します。大きな窓からは滑走路を眺めることができ、外から明るい光が差し込みます。食事はビュッフェ形式のコーナーがあるほか、シェフが目の前で鉄板を使って作ってくれる料理を食することも可能です。

ちなみに、食事をしていると近くに不思議なオブジェがあったので、写真に収めておきました。笑

ラウンジ内にはリラクゼーションやシャワーコーナーも完備されています。リラクゼーションは人による施術で人気があり、予約制となっています。

結構先の時間まで予約でいっぱいになっていることもありますので、希望される方はラウンジに入ってすぐに予約をするようにしましょう。

RED Suite

JALファーストクラスラウンジリニューアル後の目玉となっているのが「RED Suite」です。1歩足を踏み入れると、そこには空港ラウンジとは思えないまるで映画に出てきそうな空間が広がっています。

今回の行き先はロンドンなのですが、偶然にもどことなくロンドンのような雰囲気も感じました。

こちらのRED Suiteは4つのゾーンから構成されています。「ライブラリールーム・ギャラリールーム・プレイルーム・バールーム」の4つです。

ライブラリールームはメインエリアとなっていて、JALや旅行などに関する書籍が用意されているほか、世界最高峰のシューズブランドとして知られる「ジョンロブ」が提供する靴磨きサービスを利用することもできます。

ギャラリールームでは、一般のラウンジのように過ごすこともできますが、JALに関係した様々なオブジェや小物なども飾ってあるので、それらを一つ一つ見て回っても楽しめます。

往年のJAL機の模型など、飛行機好きにはたまらないアイテムも少なくありません。

続いて、バールームですが、こちらはその名の通り、高級感を感じさせるバーとなっています。

日本酒の名店として知られる「はせがわ酒店」が厳選した日本酒と、「ローラン・ペリエ」のシャンパンが用意されています。グラスも、ワイングラスの名門である「リーデル」のグラスを使っています。

最後にプレイルームです。世界共通のゲームであるチェスやサッカーゲームをして過ごすことができます。チェスの駒もサッカーゲームも、どこか洗練されたデザインとなっていて、ここ「RED Suite」の雰囲気に似合っています。

搭乗

今回はたまたま飛行機が離れたところにあったからなのか、バスで飛行機まで移動しました。もちろんファーストクラスの乗客から順に優先的にバスに乗り込んでいきます。

バスの外観は空港リムジンバスのようでしたが、中は全く異なっていて、広々として何人も乗れそうでした。

バスが到着すると、目の前に大きな飛行機が!地上でこの近さから飛行機を眺める機会があまりないため、改めて飛行機の大きさと、こんな大きな物体が空を飛んでいるんだという事実に驚かされました。

また、階段を上って搭乗という初めての出来事にわくわくしてしまいました。

座席

そしてついに、JALファーストクラスのシートとご対面です。ANAファーストクラスは2度搭乗経験がありましたが(参考:東京→ワシントン搭乗記ワシントン→東京搭乗記)、JALは初めてで、JAL公式ホームページで色々と調べていたものの、実際にシートを目の前にすると興奮しました。

搭乗1番乗りでしたので、前後左右の席もちゃちゃっと写真に収めておきました。

JALファーストクラスのシートは「JAL SUITE」と名付けられていて、半個室型で自分だけの空間を確保できます。足も思う存分に伸ばすことができ、当然ながら窮屈な思いをすることはありません。

そして、シート上に用意されているクッションはJALスカイスイート特別仕様の「エアウィーヴ」の枕となっています。

シートの横に目をやると、このようなボタンが2つ付いていました。

右側のボタンはそれぞれワンタッチで希望のシートの形に変形させることができるという仕組みになっていて、左側ではより細かくシートの各部位の位置を動かせるようになっています。

モニター

個人用モニターも23インチととても大きく、そしてプライバシーに配慮して特別な加工がしてあるのか、正面以外からの角度(通路からなど)から見ると画面が見にくくなります。

そして、その画面上のコントロールをするのが、シート横に設置されているリモコンです。スマートフォンのようなデザインとなっており、これ一つで見たい映画や番組を選択したり、画面の明るさや音量の調整をしたりすることができます。

更に、このリモコンでは、食事メニューの選択や機内ショッピングなどもできてしまいます。

好きなときに好きなことができる魔法のようなリモコンですが、フライトアテンダントの方々とのちょっとした会話も楽しみたかったので、私は食事やショッピングの際には使いませんでした。

ウェルカムドリンク

荷物の収納等が済んで一段落すると、ウェルカムドリンクが用意されてきます。オレンジジュースか「ドゥラモット ブリュット ブラン・ド・ブラン」というシャンパンのどちらかを選べます。

私はオレンジジュースを、私の同行者はシャンパンを選びました。実は前述のJALファーストクラスラウンジで、結構飲んで食べてしまったので、お酒ではなくソフトドリンクにしておこうと思ったのです。笑

ちなみに、JALファーストクラスの飲み物といえば、仏サロン社の「シャンパーニュ サロン」が非常に有名です。機内でサロン社のシャンパンを提供しているのはJALだけで、他の航空会社のファーストクラスに乗っても出てくることはありません。

日本で普通に買おうとすると1本750mmで4,5万円以上するという代物です。

食事

ウェルカムドリンクを飲み終え、次はお食事です。ファーストクラスの食事はコース料理となっていて、アミューズから順番に出てきます。

ただ、当然ながら必ずコースメニューを頼まなければならないというわけではなく、アラカルトメニューから選ぶこともできますが、コースメニュー内の特定の単品だけをお願いすることもできます。

今回、洋食のコースをお願いすると同時に、「ロイヤルブルーティー クイーン オブ ブルー」を飲み物として頼みました。高級茶葉を用いた香りも味も良いお茶です。

おいしさを文字で表現するのが難しいのですが、一杯飲んだら前述の「シャンパーニュ サロン」を飲もうと思っていたのに、食事中に次々とおかわりしてしまい、結局私が1人でボトル1本飲み干してしまったほどと言ったらお分かり頂けますでしょうか。笑

アミューズの次はアペタイザーです。こちらは、

  • キャビア、なめらかなエッグミモザ マセドワーヌサラダ
  • 牛頬肉の冷製、山葵風味の人参ピュレ ゆるいコンソメジュレ
  • 鮪のミ・グリエ、夏野菜のエスカベッシュ

の3種類から選べるようになっています。

私は最初に挙げたキャビアのアペタイザーを選択したのですが、キャビアが瓶ごと出てきて、とても驚きました。1人で全部食べて良いなんて、なんと太っ腹なのだろうと!

次はメインディッシュです。こちらも、

  • 黒毛和牛フィレ肉、エシャロットコンフィ万願寺唐辛子のグリル
  • 青森村越シャモロック、味わい深い腿肉のグリエナスのモロッコ風
  • オマール海老、アーティチョークとトリュフのバリグール

の3つから選びます。

私は黒毛和牛フィレ肉のグリルをチョイスしたのですが、ここでトラブル発生!目の前に出てきたグリルがあまりにもおいしそうで、写真撮影を忘れ、思わず食事に夢中になってしまったのです。気付いたときには既に半分以上食べている状態でした…。

食べかけの写真を掲載するのも失礼ですので、メインディッシュが来る前の写真を載せておきます。

メインディッシュの後はデザートなのですが、甘い物を食べたい気分ではなかったので、デザートは外してもらって、アラカルトメニューから「各種チーズの取り合わせ」をお願いしました。

もともとチーズが大好物で、一度にこれだけの異なる種類のチーズをファーストクラスの機内で味わえて、幸せでした。

就寝

お腹いっぱいになったところで、しばし休息の時間を取りました。キャビンアテンダントの方にベッドメイクをお願いすると、すぐに用意してくださいました。

枕がエアウィーヴだと先述しましたが、マットレスもJALスカイスイート特別仕様の「エアウィーヴ DUAL MODE」というもので、堅さを選べる点が特徴的でした。

軽食

何時間かの睡眠を取った後、朝ご飯代わりに「季節のフルーツ盛り合わせ」を頂きました。機内食なのにみずみずしくて、おいしかったです。写真に一緒に写っているのは確かグレープフルーツジュースだったかと思います。

着陸まで

食べ終わった後は大画面で映画やビデオを見ながら過ごしたほか、機内ショッピングで長距離路線のビジネスクラス以上でないと購入することができない、大人気焼酎「森伊蔵」を2本(購入は1人1本までで、私と同行者で2本)購入しました。

着陸のちょっと前にキャビンアテンダントの方からご挨拶を頂き、恐縮しながらも、JALファーストクラスで過ごした時間がどれだけ最高だったか、感謝の思いをお伝えさせて頂きました。

イミグレーション

そうこうしている内にロンドン・ヒースロー空港に到着です。ヒースロー空港はイミグレーションに時間がかかることで有名で、過去2回訪れたときも長蛇の列ができていて、それぞれ2時間近く待たされた記憶があります。

しかし、JALのファーストクラス利用者には「Fast Trackご利用券」というチケットが機内で配布され、これを使えばFast Track(優先レーン)を使って長蛇の列に並ぶことなく、イミグレーションの手続きを行うことができるのです。

過去2回ともうんざりするほど待ちましたので、これは本当に重宝しました。

まとめ

今回は人生初となるJALファーストクラスの搭乗体験談を書かせて頂きました。

リニューアルされた羽田空港のJALファーストクラスラウンジから、機内における様々な手厚いおもてなし、そしてイミグレーションへの配慮まで、まさに超一流のサービスを体験させて頂けたと思っています。

おかげさまで、夕方になってロンドン市内のホテルに到着してからもほとんど疲労感を感じることなく、夜にも市内のあちらこちらを見て回ることができ、時間を有効に使えました。

JALのキャビンアテンダントの方々、そして地上スタッフの皆様に感謝の気持ちで一杯です。