ANAスーパーフライヤーズ会員のソラ&トビゾーが、ANAエコノミークラスをご紹介します。
機内で一番数が多くて、そして利用者数も最も多いエコノミークラス。最も安い運賃で搭乗することができますが、シートの改良や設備の充実などによって、一昔前とは快適さが全く異なっています。
当ページでは国際線と国内線両方のエコノミークラスについて触れています。
搭乗体験談
こちらのコーナーでは、今後ANAエコノミークラスの搭乗記を掲載していく予定です。
国際線エコノミークラスの特徴
ファーストクラスやビジネスクラスなどの上位クラスと比べると、当然サービスや設備のランクは下がります。
しかし、それでも座席にシートモニターやパソコン電源などといった、かつてはなかった設備が追加されるようになり、エコノミークラスでも十分にフライトを楽しめるような工夫がなされています。
路線と料金
ANAの全ての国際線にエコノミークラスが設定されていますので、北米でも欧州でもエコノミークラスに乗っていくことが可能です。
また、ANAは世界最大の航空連合であるスターアライアンスに所属しているため、コードシェア便も含めると、ほとんど世界各国どこでも行くことができます。
そして、エコノミークラスの最大の強みと言えば料金です。他の上位クラスよりも圧倒的に安く、更に割引運賃が充実している点も特徴と言えます。
ANA国際線エコノミークラス料金の詳細につきましては、ANA国際線運賃のページをご覧ください。
シート
ファーストクラスやビジネスクラスのように、シートに名前は付けられていませんが、ANA国際線エコノミークラスには以下の5種類のシートがあります。
- ボーイング787-9,ボーイング787-8,ボーイング777-300ER 264席仕様機
- ボーイング777-300ER 212/250席仕様機
- ボーイング777-200ER,ボーイング767-300ER 214席仕様機
- ボーイング767-300ER 202席仕様機
- ボーイング737-700
各種シートの詳細や画像などにつきましては、ANAエコノミークラスシート一覧のページをご覧ください。
積算マイル
ANAのフライトマイルは「搭乗区間の基本マイレージ×予約クラスの積算率」で計算されます。
前半部分の搭乗区間の基本マイレージは飛行距離によって異なり、後半部分の「予約クラスの積算率」は航空券予約時のクラスによって異なります。
エコノミークラスの場合、予約クラスがY,E,B,M,Gなら積算率100%、U,H,Qなら70%、V,W,S,Tなら50%、L,Kなら30%と定められています。なお、O,I,R,X,Nの場合は積算対場外(0%)です。
詳しくはANAマイルの積算条件のページにて、ご確認ください。
特典航空券
貯まったANAマイルを使って、特典航空券と交換すれば、旅費の大幅な節約にもなるため、特典航空券はとても高い人気を誇ります。
ソウルや北京などといった短距離路線でも、ニューヨークやロンドンなどといった長距離路線でも、特典航空券は設定されています。
日本発着の場合、アジア圏なら15,000~35,000マイルほど、北米や欧州なら50,000~60,000マイルほどで特典航空券と交換可能です。
詳しくはANA国際線特典航空券公式ページをご覧ください。
国内線エコノミークラスの特徴
ANA国内線エコノミークラスのご紹介です。ANAの国内線は「プレミアムクラス」と「普通席」の2つの機内クラスに分かれていて、飛旅では前者をファーストクラス扱い、後者をエコノミークラス扱いとしています。
国際線と比べるとフライト時間が短いため、機内食はなく、ドリンクのみの提供となっていますが、コーヒーやジュースやコンソメスープなど、選べる種類は豊富です。
また、有料にはなりますが、プレミアムクラスで提供されているメニューをオーダーすることも可能です。
路線と料金
先述の国際線の項目で全ての路線にエコノミークラスが設定されていると記載しましたが、国内線も同様です。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国に多数の空港がありますが、そのうちの50以上の空港に路線を設定しています。
料金は予約時期や搭乗時期などによって変動があり、常に一定というわけではありません。
既に行き先や時期が決まっているのであれば、一度ANA国内線運賃のページから確認してみてください。
シート
ANAエコノミークラスには、2015年5月から導入が始まった「新シート」と、以前から引き続き採用されている「従来型シート」の2種類があります。新シートはボーイング777、ボーイング787、ボーイング767に導入されています。
画像等の詳細はANA国内線普通席シートのページからご覧ください。
積算マイル
ANA国内線の積算マイルは「搭乗区間の基本マイレージ×運賃種別ごとの積算率」で算出できます。
普通運賃やビジネスきっぷや小児運賃などの場合は積算率100%、特割や乗継旅割や株主優待割引運賃などの場合は75%、パッケージ等の場合は50%となっています。
ここで挙げたもの以外にも、多種多様な運賃種別が存在しますので、詳しくはANA国内線マイルの積算条件をご覧ください。
特典航空券
国際線と同様に国内線にも、マイルと使った特典航空券が設定されています。片道なら5,000~11,500マイル、往復なら10,000~23,000マイルで交換可能です。
ハイシーズンやローシーズンなどの時期による変動があるほか、利用する路線によっても必要マイル数は異なりますので、詳細はANA国内線特典航空券必要マイルチャートよりご確認ください。